キッチンは家庭の中でも最も汚れやすく、掃除の頻度が高い場所の1つです。食材や調理器具、食器などがたくさんあり、日々の調理や食事の後には、汚れや傷みが気になるものです。しかし、キッチンを定期的に掃除することで、清潔で快適な空間を保てます。
そこで今回は、キッチンの掃除の頻度や方法、そしてキッチンをキレイに保つためのポイントについてご紹介します。
キッチンの掃除頻度
キッチンの掃除頻度は、環境や家族構成、食事の頻度などによって異なりますが、以下のような目安があります。
毎日の掃除
毎日こまめに行うことによって、きれいな状態を保つことのできる掃除内容は具体的に以下となります。
- 食事のたびに、キッチンカウンターやシンクを水拭きする
- 食事の後、食器や調理器具をすぐに洗う
- ゴミ箱を定期的に空にする
週1回の掃除
毎日はしなくてもいいものの、週に1度の頻度でおこなうべき掃除内容は以下の3つです。
- キッチンの床や壁、キッチン家電、キッチンの収納部分を掃除する
- 冷蔵庫や冷凍庫を整理し、古い食材や汚れを取り除く
- 換気扇やレンジフードのフィルターを洗う
月1回の掃除
月に1度おこなうことでキッチンをきれいな状態を保つことのできる掃除内容は以下の3つとなります。
- キッチン全体の掃除をする
- オーブンやレンジ、トースターなどの調理器具を掃除する
- 食器棚や引き出しを掃除する
- 流し台の排水口を掃除する
それぞれ掃除頻度は状況に応じて変わります。たとえば、食事を外食で済ませることが多い場合は、掃除の頻度は減らせます。逆に、小さな子どもがいる家庭やペットを飼っている家庭では、掃除の頻度を増やすことがおすすめです。
また、キッチンの清潔さは健康にも関係してくるため、定期的に掃除することが重要です。キッチンの掃除を怠ると、カビや雑菌が繁殖し、食中毒の原因になることがあります。とくに、調理器具やキッチンカウンター、シンク周りなどは、食品の汚れや菌が付きやすいため、こまめな掃除が必要です。掃除の際には、適切な掃除用具を使い、清潔で安全な状態で作業を行いましょう。また、掃除用品を選ぶ際には、キッチンの素材や汚れの種類に合わせたものを選ぶことが大切です。
キッチン掃除の方法
具体的なキッチンの掃除方法としては、以下の4つが挙げられます。
キッチンカウンターやシンクの掃除方法
キッチンカウンターやシンクを水拭きする際には、汚れを落としやすい洗剤を使います。洗剤を直接カウンターにかけず、スポンジに少量つけた状態でこすりましょう。シンクの排水口や水垢には、重曹やクエン酸などの自然派クリーナーを使うのがおすすめです。重曹やクエン酸を少量水に溶かしてシンクに注ぎ、スポンジでこすり、最後は水でしっかりと流します。
調理器具の掃除方法
調理器具の掃除は、使い方によって異なりますが、一般的には洗剤や中性洗剤を使います。とくに、油汚れが付きやすいフライパンや鍋は、中性洗剤を使って汚れを落としましょう。焦げ付いた汚れは、重曹やクエン酸、または酢を使って掃除します。汚れに重曹やクエン酸をまぶし、水や酢を加えて放置し、その後スポンジでこすりましょう。
床や壁、キッチン家電の掃除方法
床や壁は、掃除機やモップを使って掃除します。とくに床に付いた油汚れは、中性洗剤を使って掃除しましょう。キッチン家電は、布巾やスポンジを使って拭きます。レンジやオーブンは、汚れがこびりついている場合は、オーブンクリーナーを使うのがおすすめです。
ゴミ箱の掃除方法
ゴミ箱は、定期的に空にし、内部を拭きます。また、臭い対策として、除菌シートや消臭剤を入れることも効果的です。
キッチンをキレイに保つためのポイント
キッチンをキレイに保つためのポイントについて、以下に詳しくご説明します。
汚れをためないための工夫
調理の際には、調理器具やカウンターの周りに汚れが飛び散らないようにまな板の上に食材を切ったり、調理中はキッチンペーパーを敷いたりすると良いでしょう。調理後は、すぐに汚れを落としましょう。放置すると汚れが固着しやすくなり、掃除が大変になってしまいます。
掃除の仕方
定期的に掃除をすることで、キッチンをキレイに保ちましょう。掃除の際には、掃除用具や洗剤を使い分け、素材に合わせた掃除方法を行います。掃除機やモップを使って床や壁を清潔に保ち、シンクや調理器具は洗剤を使って汚れを落とします。また、調理器具にこびりついた汚れは、重曹やクエン酸、または酢を使って掃除すると効果的です。キッチン周りの換気扇やレンジフード、壁などの汚れは、中性洗剤を使って掃除しましょう。
調理中の注意点
調理中は、火の元に火気が近づかないように気を付けましょう。また、調理中に食材が飛び散ることがあるため、エプロンやマスクを着用すると良いでしょう。食器や食材を置く場所は、汚れや菌がつきにくい場所を選びましょう。とくに、生肉や生魚は別の器具や場所で調理し、衛生面に注意しましょう。
使い捨て品を活用する
使い捨てのキッチンペーパーやラップ、アルミホイルなどを活用することで、調理器具やキッチンを汚さずに調理できます。また、使い捨ての食器を使うことで、洗い物が減り、キッチンをキレイに保てます。
まとめ
キッチンの掃除は、定期的な清掃や、日々の使用後の手入れが必要不可欠です。掃除頻度は、環境や使用頻度によって異なりますが、キッチンをキレイに保つためには、こまめな手入れや計画的な清掃が大切です。また、掃除方法や使い捨てのアイテムの活用、収納の工夫などを行うことで、キッチンをより快適な空間にできます。日々の生活の中で欠かせない場所であるキッチンを、清潔で快適な場所に保つために、ぜひ参考にしてみてください。
「ぶるーりっじ」は、守口市を中心に大阪府内全域の水回りや内装リフォームを行っております。快適な暮らしをする上で、キッチンの掃除は常についてまわることですので、キッチンリフォームによって掃除のしやすい環境を整えるのもおすすめです。キッチンリフォームをお考えの方は、ぜひお気軽にご相談ください。