キッチンの水栓はどう選ぶ?種類や特徴、交換の目安もご紹介

キッチンの水栓はどう選ぶ?種類や特徴、交換の目安もご紹介
「キッチン水栓が使いにくい」「最近、水漏れをよく起こして困る」と思ってはいませんか。毎日使うものなので、少しでも不満に感じたのなら、新しくしてみるといいでしょう。とはいえ、水栓をどう選んでいいのか分からないと交換もできません。

こちらの記事では、キッチン水栓の種類や特徴などをご紹介しています。ぜひ最後までお付き合いください。

 

キッチン水栓を選ぶときはタイプをチェックしよう

キッチン水栓にもタイプがあるので、どれでも取り付けられるわけではありません。キッチンで主に使われるのは以下の3つになるので、ひとつずつ解説していきます。

取り付け穴が1つの「ワンホールタイプ」

キッチン台に水栓が付いており、取り付け穴が1つのものを「ワンホールタイプ」といいます。取り付け穴の直径は、各メーカー共通の場合が多く、これが同じであれば交換・取り付けは容易です。

取り付け穴が2つの「ツーホールタイプ」

キッチン台に水栓が付けられており、取り付け穴が2つのものを「ツーホールタイプ」といいます。取り付け穴は、水とお湯でそれぞれひとつずつ使用し、同じツーホールタイプの製品ならどれでも交換・取り付けができます。

壁面に付けられている「壁付けタイプ」

キッチン台ではなく壁面に水栓が取り付けられているものを「壁付けタイプ」といいます。ツーホールタイプと同じく取り付け穴が2つあり、交換する際は長さの範囲内であれば可能となっています。

 

ハンドルにも特徴がある!どんな種類がある?

ハンドルにも特徴があり、キッチンで使われる主な種類は3つです。毎日使うものなので、自分の使い方にあったものを選べるようにひとつずつ見ていきましょう。

ハンドルひとつで水量・温度を調節する「シングルレバー式」

ハンドルを回す必要がなく片手で操作が簡単なものを「シングルレバー式」といい、ハンドル一つで水量・水温調節できるのが利点です。ハンドルに直接触れる必要があるので、調理時や洗い物などで手が汚れている時でも触れなければならず、衛生面に難アリと言えます。

ハンドルを使わずボディに触れるだけで出し止め可能な「タッチ式」

調理や洗い物などで両手が汚れたりふさがったり、そんな経験をしたことはありませんか。そんなときに活躍するのが「タッチ式」の水栓です。水栓を指だけでなく手の甲や腕などでタッチすることで、水の出し止めができます。ハンドルを汚すことがないので、利便性や衛生面はバッチリです。ただし、水栓をタッチする性質上、シングルレバー式以上に、本体の水あか・汚れの目立つのが気になるところです。こまめな掃除が必要なので、忘れないようにしましょう。

ハンドルやボディに触れず出し止めできる「センサー式」

ハンドルやボディに触れることなく水の出し止めが可能な「センサー式」は、調理時に手が汚れていても両手がふさがっていても、手をかざすだけで使用できるのが最大の特徴です。反面、センサーの感度や反応速度がメーカーや製品ごとに異なるのが問題点といえます。センサーに手をかざしているのに水の出るのが遅かったり、逆に過敏に反応してしまったりするものもあります。購入前に製品の口コミや情報を調べておくといいでしょう。

 

水栓を交換すべきタイミングとは?4つのポイントをチェック!

水栓もずっと使えるわけではなく、いつかは新しく交換する必要があります。
ではいつ交換すればいいのか?以下の4つのポイントが交換のタイミングといえるので、参考にしてみましょう。

水漏れを起こしている

キッチンの水栓から水漏れを起こしている場合は、交換を急いでおこないましょう。少量の水漏れであっても症状が良くなることはないので、悪化する前に交換をすることがおすすめです。水漏れは湿度の上昇でカビが生えやすくなったり、シンク下が水浸しになる可能性があったりするだけでなく、水道料金にまで影響が及びます。水栓の根本から水漏れが起きている場合、中のパッキンやOリングを交換すれば水漏れ解消につながる可能性があります。水栓本体を交換する前にチェックしてみましょう。

水栓がぐらついている

ハンドルを操作するたびにぐらついたり動いたりする場合、取り付け部分のビスが原因です。そのままだと根元部分から水漏れが起こり、水栓が腐食し最悪の場合は折れてしまうこともあります。また、シンクと水栓にできた隙間から水が浸入してしまうと、シンクごとの交換をしなければならず高額になることも考えられます。ぐらつきを確認した際は、すぐに手を打ちましょう。

耐用年数が経過している

使用する環境や頻度によるので一概には言えませんが、水栓の耐用年数は約10年といわれています。すでに過ぎている場合はもちろん、年数が近い場合も交換を検討しましょう。パッキンの交換だけで済んだとしても、他の部位も劣化・摩耗が進んでいる可能性も高くなっています。10年もたっていると部品の調達が難しく、交換できない場合もあるでしょう。キッチンの耐用年数も10年~15年と言われているので、あわせて検討することをおすすめします。

使い勝手が良くないと思ったとき

水漏れやがたつき、耐用年数などに問題がなくても使い勝手に難があることも考えられます。そんなときにも思い切って交換してしまうのもいいでしょう。利用者が高齢になったり家族が増えたりなど、生活環境の変化で水栓が使いにくいと感じることがあります。毎日の生活でよく利用するものなどで、我慢して使っているとかえってストレスになってしまいます。自分に合った水栓を見つけるためにも、カタログやショールームの見学などをしてみましょう。

 

まとめ

キッチン水栓にはさまざまなタイプや種類があるので、交換を考えている場合は水栓のタイプを確認し、そのあとにハンドルの種類や機能から選ぶといいでしょう。水栓の耐用年数や水漏れ・ぐらつきなど交換する目安はさまざまですが、生活環境で替えるのもおすすめです。

「ぶるーりっじ」では、水回りや内装のリフォームをおこなっており、施工後の徹底したアフターフォローも充実しております。キッチンやトイレを含めた水回りについて、お悩みや気になる点がありましたら、お気軽にご連絡ください。誠心誠意対応させていただきます。

 

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